湯河原町立吉浜小学校

今日は３年生が湯河原小学区にあるこごめの湯に行ってみんなでお風呂に入りました。これは吉浜小学校だけではなく、湯河原小学校と東台福浦小学校も同時に行った体験活動です。湯河原町教育委員会及び湯河原温泉観光協会、湯河原温泉おかみの会の皆さんのご尽力のおかげで開催できた行事です。ありがとうございました。お風呂から出た子どもたちに話を聞くと、「気持ちよかった！」「あったかかった！」「あー、もう眠い…」などと笑顔で答えてくれました。湯河原ならではの行事、最高でした！

吉浜小学校としては、２年生、４年生に続いて３学年目の民間プール施設での学習になります。バス移動を含む運営面でもだいぶスムーズにいくようになり、学習活動にかける時間も十分に確保できるようになってきました。今日の３年生はゆったりと水慣れをした後、３グループに分かれて泳ぎの練習もすることができました。子どもたちはとびきりの笑顔で学習を楽しんでいました。事後に施設の方に話を聞くと、「プールからあがるときによく身体をふいてくれるので階段などが濡れていなくてとても助かる」というお言葉をいただきました。また、本日はボランティアの方々７名に見守っていただきました。ありがとうございました。

３年生の教室に入ると、子どもたちが数人のグループに分かれて真剣に話し合っています。「何を話しているのかな」と聞くと、「今度初めてのお楽しみ会があるので、そこで何をするかグループで考えているんです」とのことでした。メモをとりながら熱心な話し合いが続きます。また、教師も交えて話し合っているグループもありました。いい活動風景です。

音楽室から廊下にいつもにも増して笑い声が響いてきました。中に入ると、子どもたちがペアになって「夏も近づく八十八夜…♪」と歌詞に合わせて手遊びをやっています。「茶つみ」ですね。これは実に懐かしい。教師も手遊びを教えつついっしょに楽しんでいます。手遊びの経験がない子も多いようでミスもあるのですが、逆にそれもまた楽し気です。いい時間でした。

３年生の外国語活動は担任とALTとで授業を行っています。この日は担任教師が研修のために不在だったので代わりの教師が入り、やはりALTと２人体制で行いました。ヒアリングの問題の答え合わせをすると、多くの子たちが聞き取った英語とそれを表す絵図とを正しく線で結ぶことができました。この後も実にテンポよく学習が進んでいきました。

３年生が教室で植物の種の観察をし、カードに絵と文章で表していました。小さな粒の種はピーマンとオクラの種のようです。それぞれが子ども一人一人に配布されています。子どもたちは大きく拡大して絵を描いていきます。中にはルーペを使って細部に目を凝らしている子もいました。きっとこの後この種を植えるのでしょうね。楽しみがまた増えます。

３年生の教室に入ると、教室いっぱいに子どもたちが散らばってめいめいに活動をしています。大きな地図をもとにしながらタブレットPCを使って、場所を確認しておすすめの場所を書き込んでいくという学習活動です。友だちと相談したり教え合ったりしながら活動が進んでいきます。こうした子ども同士のかかわりは学習においてとても大事な要素です。

３年生の教室に入ると、子どもたちがタブレットPCを手に調べ学習を行っているところでした。しかし、アプリの扱い方がわからない子も多いようです。教師のもとに集まっていっしょにやっている子もいれば、友だち同士で教え合っている子もいます。時折「わかった！」という声があがります。すると教師が「そのやり方をどんどん広めてね」と皆に声をかけます。子どもどうしで学び合う姿に目を細めるばかりの私でした。

音楽室から鍵盤ハーモニカの音が漏れ聞こえてきました。中に入ると３年生ががんばっています。ちょうど専科教師がICT機器を活用して、鍵盤を大型テレビに映し出して運指について説明しているところでした。かつては口で説明するだけものが、今はこうして視覚支援も活用しながらの授業づくりに変わってきています。子どもたちの技能の向上に一役買っています。

３年生の子たちがタブレットPCやノートを手に屋外に出てきました。「何をするのかな？」と聞くと、「春を見つけにいくんだよ！」と元気に答えてくれました。校庭の木々や中庭の花、吉空池の生き物などを見付けては、写真を撮ったりノートに書いたりとそれぞれが見付けた春を記録する姿がありました。この後の発表も楽しみですね。