湯河原町立吉浜小学校

先日講師の方に鍵盤ハーモニカの吹き方を教えてもらった１年生の子どもたち。今日は担任教師の伴奏に合わせて鍵盤ハーモニカの演奏に取り組んでいました。びっくりするくらい上手になっていました。「やさしく吹くんだよ」というあの時の講師の方の言葉をなぞるように、担任教師も同じ言葉を使って指導していましたが、それがしっかりと形になっているのです。ぐんぐん成長しています、１年生の子どもたち！

１年生が工作に取り組んでいました。光沢のある少しかためのビニール袋をふくらませて、その中にセロファンなどの素材を使って作ったものを入れるという活動です。袋をふくらませてそのまま袋を閉じるのがなかなか難しく、教職員の手を借りながらの作業でしたが、それでも子どもたちは作品づくりを楽しんでいました。完成したものが飾られるのが待ち遠しいですね。

１年生にとって初めて鍵盤ハーモニカを使う日が来ました。そしてこの日は担任教師ではなく、音楽の専門家の講師が教えてくれることになっています。前半だけ様子を見させてもらいましたが、子どもたちはやや緊張感を持ちながらも真剣に講師のお話を聞き、一生懸命に指示されたことをやろうとしていました。鍵盤ハーモニカに触るまでに、模範演奏を聞いたり歌を歌ったり指の名前を確かめたりといった活動が続いていきます。６年生までも使用する楽器です。その第一歩を確実に踏み出した子どもたちでした。

よい天気のもとで１年生が校外学習として吉浜海岸に出かけました。たくさんの保護者ボランティアの皆さんにもお世話になりました。ありがとうございました。海岸でははだしで駆けまわったり砂で造形をしたりと、それはそれは楽しそうに活動する子どもたちの姿がありました。最高の環境で、最高の体験ができた子どもたちです。こうして身体で地域を感じ、理解していくことはとても大事なことですね。なお、道路下がちょうど日陰になって熱中症対策にも最適でした。

１年生の下駄箱のくつはいつもよくそろっています。廊下をはさんで１年生教室の斜め前にトイレがありますが、こちらのサンダルも実によくそろっていました。とてもすばらしいですね！

１年生教室前の水飲み場で、子どもたちがペットボトルに水を入れています。聞いてみると「今日からアサガオのお父さん、お母さんになるんだよ」ということでした。教室に入ってみるとベランダで早速水やりをしています。「これ全部あげていいの？」と聞く子に、「たっぷりあげてください」と教師が返します。芽が出て、葉が出て、茎が伸びて…これから楽しみが続いていきますね。

朝の時間に１年生の教室に顔を出すと、いきなり開校記念ソング＆ダンス『１５０』が始まりました。大型テレビに映し出される映像を見ながら、子どもたちは張り切って歌って踊ります。実に楽しそうです。笑顔があふれています。朝から身体を動かすことはとても大事です。これで朝の活動や１時間目の勉強に入る心身の状態が整うのです。

先日は体育で５０ｍをまっすぐ走っていた１年生でしたが、今日はドンじゃんけんで、曲線を走っている姿がありました。線に沿って、しかもスピードをコントロールしながら走りつつ、線や相手のことも見ていなくてはなりません。単に楽しいだけの運動ではなく、たくさんの育ちが活動の中に埋め込まれています。楽しみながら何度も繰り返してほしいと思います。

入学式でも話したように、１年生の子たちにとって運動場はかなり大きく、広く感じられるのではないでしょうか。この日は、５０ｍ走の練習でその広い運動場を一人一人が全力で駆け抜けていました。桜の花びらが舞う中で素敵な光景でした。

３時間目の終わり頃に１年生の教室に入ると、クレヨンで「私の好きなもの」をテーマに絵を描く活動をしているところでした。どの子もかなり進んできたところで教師からのお話です。どの子も手を止めて教師の話をしっかり聞いています。「聞く」ことは６年間にわたる学習の基礎としてとても大切なことです。楽しく絵を描いている姿はもちろん、よくお話を聞くことができる姿にも感心させられました。